セミナー案内
H22年7月11日(日)関東ではすでに多くの講演をされている大阪セラミックトレーニングセンターインストラクター中村心氏の関西初の講演が大阪梅田センタービルにて行われます。講演会終了後には中村心氏との名刺交換会の時間を設けておりますので、中村心氏と組んで仕事をしたいドクター、中村心氏のテクニックを学びたいテクニシャンの方々は奮ってご参加下さい。FAXまたはメールにてお申し込み後受講料のお振込みをもって正式申し込みとなります。定員となり次第締め切らせていただく場合がありますのでお早めにお申し込み下さい。
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中村心氏
デンタルアルファさん



デンタルアルファさんに作っていただいた症例です。
右下34はProcera all ceram(ノーベルバイオケア)、右下56はXiVE implant(デンツプライ)上の焼付ポーセレンです。
患者さんは60代女性、今回は右下の治療のみ希望されたので左側のパラのインレーやクラウンは治療しておりません。患者さんがエンプレージャーから息や唾液が漏れるのを嫌がられたためエンブレージャーは臼歯部ですが割と詰めた形の仕上げになっています。ここは患者さんの希望を優先するべきところであると考えています。個人的見解ですが、アルファさんはJIADS系なので特に右下56のエンブレージャーの形態にJIADSっぽさがあらわれています。このへんは好みが分かれるところではあると思います。
アルファさんはフィットに関してはかなりレベルが高く、今までに仕事をお願いした技工所の中でもトップクラスの適合精度を誇ります。しかしインプラントに関しては個人的にはもう少しゆるめのフィットのほうが好みです。インプラントのアバットと上部構造のフィットはメタル対メタルのフィットなのでそれだけできつめにしあがりがちになります。適合をシビアにしあげても最後のセメンティングで浮いてしまえばそれまでの努力をすべてぶち壊すほどの大きな誤差がでてしまいます。適合がシビアであればあるほど浮きあがりという人為的なミスを起こす可能性が高くなってしまうのできつすぎるのも問題となります。通常のクラウン程度の適合であれば十分と考えます。セメント流出孔をつけるという考えもありますがより手技を複雑にしてしまうためあまり好きではありません。ミスを防ぐためにはできるだけ手技はシンプルであるべきと考えます。
色的には今回はキャラクターが強かったので特徴をだしやすかったかもしれませんがそのへんは技工士さんの意見をいただければと思います。
製品使用感 プロビスタ 続編

プロビスタで作製したプロビジョナルクラウンです。
前回紹介したように表面性状や硬さ、変形の少なさなどは良好なのですが、やはりプロビジョナルの除去のときに割れやすい。
それは鉗子のようなものでつかんではずす場合でも、リムーバーで衝撃を与えてはずす場合でも同じです。
プロビジョナルが除去のときに破折し、その修理のため大幅にチェアタイムをロスしてしまうことは臨床上非常に痛いしストレスにもなります。プロビジョナルの修理という現状回復だけの処置よりも「形成」だとか「印象」だとかに時間や労力を集中したいからです。
重合収縮が少ないと言うのはかなりのアドバンテージなので、メーカーさんには是非破折に対する強度の向上をお願いしたいところです。
デーモンシステム
矯正専門医とのパーソナルコミュニケーションより
矯正治療の流派の一つにデーモンシステムというのがあります。(GP向けに詳しく解説をしながら進めますので矯正専門医にとっては簡単すぎてつまらないかもしれません。)
デーモンブラケットはセルフライゲーションといって結紮線で結紮をする必要がないブラケットです。セルフは自分自身、ライゲーションは結紮のことです。
(特に若い先生へのアドバイスとして、このように専門用語がわかりにくいときは日本語に訳せば意味を把握することができます。例えばサブジンジバルカントゥアーならサブは下、ジンジバルは歯肉の、カントゥアーは豊隆ですから歯肉縁下の豊隆という事になります。)
このデーモンシステムはアメリカのデーモン先生が考えた治療方法ですがこのデーモンシステムをそのまま日本人に当てはめるとうまくいかない場合があるようです。
デーモンシステムのワイヤーシークエンス(ワイヤーは針金、シークエンスは連続なので矯正用ワイヤーの使う順番の流れを表します。)をそのまま日本人に応用すると歯列がかなり拡大してしまうようです。実際018×025のカッパーナイタイのワイヤーは使わずに016×025程度までにするようです。
歯科治療にあたって欧米人と東洋人との違いはどの分野においてもあるというのがこのことから分かります。ペリオや審美歯科の分野においても東洋人の歯肉は一般的に薄いため繊細な手技が要求されます。乱雑なフラップの扱いや乱雑な歯肉圧排を行うと東洋人の歯肉はすぐ退縮してしまいますが欧米人のような分厚い歯肉だと少々乱暴に扱っても退縮しません。
人種による違いは歯科治療の全ての分野において存在する可能性があるということを理解しておくこと、そのために欧米のシステムをそのまま利用すると問題が生ずる可能性があるということを知っておく必要があると思います。
矯正治療の流派の一つにデーモンシステムというのがあります。(GP向けに詳しく解説をしながら進めますので矯正専門医にとっては簡単すぎてつまらないかもしれません。)
デーモンブラケットはセルフライゲーションといって結紮線で結紮をする必要がないブラケットです。セルフは自分自身、ライゲーションは結紮のことです。
(特に若い先生へのアドバイスとして、このように専門用語がわかりにくいときは日本語に訳せば意味を把握することができます。例えばサブジンジバルカントゥアーならサブは下、ジンジバルは歯肉の、カントゥアーは豊隆ですから歯肉縁下の豊隆という事になります。)
このデーモンシステムはアメリカのデーモン先生が考えた治療方法ですがこのデーモンシステムをそのまま日本人に当てはめるとうまくいかない場合があるようです。
デーモンシステムのワイヤーシークエンス(ワイヤーは針金、シークエンスは連続なので矯正用ワイヤーの使う順番の流れを表します。)をそのまま日本人に応用すると歯列がかなり拡大してしまうようです。実際018×025のカッパーナイタイのワイヤーは使わずに016×025程度までにするようです。
歯科治療にあたって欧米人と東洋人との違いはどの分野においてもあるというのがこのことから分かります。ペリオや審美歯科の分野においても東洋人の歯肉は一般的に薄いため繊細な手技が要求されます。乱雑なフラップの扱いや乱雑な歯肉圧排を行うと東洋人の歯肉はすぐ退縮してしまいますが欧米人のような分厚い歯肉だと少々乱暴に扱っても退縮しません。
人種による違いは歯科治療の全ての分野において存在する可能性があるということを理解しておくこと、そのために欧米のシステムをそのまま利用すると問題が生ずる可能性があるということを知っておく必要があると思います。






